ブライアン B の臨死体験
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体験の内容:
60日間超で数度の心肺および呼吸停止を経験。
概要:
男性 臨死体験をした日付: 1996年4月~6月
体験時、命に関わる出来事がありましたか? はい 手術関連 心臓麻痺 60日間超で数度の心肺および呼吸停止を経験。
臨死体験詳細:
臨死体験中その出来事をどの様に感じましたか? ポジティブな体験
経験に影響を与えた可能性のある薬や薬はありますか? 分からない 血圧、呼吸、腎機能を安定させるため、心肺向けの薬剤および点滴投与を複数回受けた
経験はどのような方法で夢のようでしたか? 時々
意識が身体を離れる体験をしましたか? 分からない 体の一部が離れていた感覚を覚えたが、ほとんどは自分の体のなかにあった。
体験中に一番意識がハッキリしていたのはどの場面ですか? 無意識とぼーっとした意識の両方
思考が速まりましたか?時間の流れが速まった、または遅くなったりしましたか? すべてが同時に起こっている様だった;時間が止まる、または時間の概念がなくなる 惑星の軌道から外れようとしている真っ暗な宇宙船のなかにいた時があった。すべてはゆっくりと流れ、頭ではその場面が終われば、自分は死んでしまうとわかっていたけれども、終わることを願わずにはいられなかった。
聴覚は正常からどのような方法が異なりましたか? はい 聞こえていたのは、心肺停止の間に起こっていたことと関係があるかもしれない
超能力のように周囲の出来事が感じ取れましたか? そのことを後で看護師に尋ねた。
トンネル、またはそれに近いものを通りましたか? いいえ
死去した(または生存している)人物に出会いましたか? いいえ
体験に含まれていたもの: 暗闇
地球のものとは思えない光を見ましたか? いいえ
地球以外の世界に行きましたか? いいえ
体験中どんな感情を経験しましたか? 最初は心配でしたが、次第に落ち着きを取り戻し、しまいには退屈な感じさえしました。自分が死ぬかもしれないと思える時がありました。それでも、心は落ち着いており、そんな自分に、驚きました。
すべてを悟りましたか? いいえ
過去の場面を回想しましたか? 臨死体験中は、回想することはありませんでしたが、臨死体験も終わりに差し掛かるころ、はっきりとした意識のなかで、何時間も人生を回想している自分がいることに気が付きました。
未来の映像が見えましたか? いいえ
体験に含まれていたもの: 境界線
境界線や壁・仕切りのようなものを見ましたか? はい 体を動かすことができませんでした。先ほどお話しした宇宙船のなかにある椅子に縛られていたのです。
境界線のようなところまで行きましたか? 超える事を許されなかった境界線;強制的に現世に戻された 体を動かせたら、すべてが上手くいくことが分かっていました。臨死体験中、ほとんど体を動かせませんでした。体験も終わりに近づいたころ、一度足を動かそうとすると、動かせたのでした。すぐに、「意識が戻ったぞ」と言う医療スタッフの声が聞こえました。
神、スピリチュアル、宗教:
体験前、どの宗教を信仰していましたか? 分からない カトリック教徒ですが、教会にいったりはしていませんでした
現在、どの宗教を信仰していますか? ふつう 特に宗教心は厚くはありません
その体験が原因で変わった価値観や信念はありますか? 分からない 説明が難しい。
宗教以外の地球上での生活について:
臨死体験後、人生に起こった変化: 変化は少ない
体験後、どの様な変化があなたの人生にありましたか? 臨死体験を何度となく思い出しては、体験の意味を理解しようとしました。そして、やっと自分にはやり残したことがあることに気が付いたのです。一番は家族、その次は、医療に携る者として、他の誰かが自分のような困難に合わないように、病気についての知識を広めることです。
その体験が原因で変わった人間関係はありますか? あの体験をしてから、妻や家族といる時間を大事に思えるようになりました。いままでも大事にしていたつもりですが、今思えば、時間を無駄にしてしまってきたように思えるのです。こう考えるようになったのと臨死体験とが関係あるのかどうかはよくわかりません。
臨死体験後:
その体験が原因で死に対する恐怖心に変化はありますか? 死に対する考え方
その体験が原因で生きる意味に対して変化はありますか? 生きる意味を悟った
その体験は言葉では表しにくいですか? はい 概要を伝えるだけなら難しくはありませんが、自分の気持ちをすべて言葉にするのは容易ではありません。恐怖心、安堵そして愉快な気持ちが入り混じっています。
体験後、以前はなかった超能力などの特別な能力を得ましたか? いいえ
あなたの体験の中であなたにとって得に重要な出来事はありますか? 心肺停止をした時に、家族が見えました。以前妻には医者に治療はしてもらいたくないことをメモに書いて渡していましたが、優しい妻はそれを無視してくれたのです。翌日目を覚ましてから、メモを返してもらいました。それからすぐに、また心肺停止になったのですが、その時は医者に病状を理解してもらい、別の治療方法をとってもらったので、すぐに快方へと向かったのでした。
体験の事を周りの人に話しましたか? はい 話す相手と、その話し方によって、愉快、落胆、恐怖をちりばめて体験の話をします。どれも正しいですが、いつもは面白おかしく話すことの方が多いです。
体験後、その体験の一部を再現するような出来事などはありましたか? いいえ
あなたの体験をより良く表現するために思いついた質問はありませんか? 問題に答えるのは、それほど難しくはありませんでした。 ですが、実際に自分の臨死体験について項目に答えるのに苦労しました。長い歳月が経ってもはっきりと覚えていますが、言葉にするには難しかったです。