グレッグの臨死体験
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体験の内容:
事故直後に私は何度か息を引き取ると、天国とこの世とを分かつ空間/幕/壁のようなものを通り過ぎていきました。すると光と旧友が目の前に同時に現れたのです。旧友は「まだお前が来る時じゃない」とだけ私に告げました。最初に光や音、そして感情のまったくない空間にいる私の前に突然白い光と影が姿を現し、「まだお前が来る時じゃない」と告げられたのです。たぶんこのことは5回ほど起こったと思います。
5度目の時、手術台で目を覚ますと看護師や医師の声や人工心肺装置の音が聞こえ、「患者が危ない」と言っている女性の声がしました。それから、自分の魂?を掴まれ、天井へと押し上げられる感覚がしました。私は浮遊しており、振り返ろうと試みましたが出来ませんでした。手術室の音は誰かが音量を下げているかのように、ゆっくりと聞こえなくなっていきました。恐怖を感じましたが、なぜだか安心感というか、何かに心配しないでいいと言われている気がしたのでした。真っ暗なトンネルを通り過ぎると、少しずつ明るさが増していきました。影がすっと現れると、旧友が「まだお前が来る時じゃない」と私に告げ、すべてが唐突に消え去ったのでした。
理由は説明できませんが、現れた影の正体が5年前に亡くなった友人であることが私にはわかりました。その素晴らしい友人が天国に行けたことを嬉しく思います。
概要:
性別: 男性
臨死体験をした日付:1991年9月5日
体験時、命に関わる出来事がありましたか? 分からない 事故 手術関連 拒絶反応
ほとんど意識不明だったため、原因はよく分かりません。しかし、大動脈破裂やひどい外傷のためペニシリンが投与され、アレルギー反応が起こったようです。また、悪霊が私の魂を奪おうとしていたと感じました。そんな時、どうしたらよいのでしょうか?
臨死体験詳細:
臨死体験中その出来事をどの様に感じましたか? 不安だった
経験に影響を与えた可能性のある薬や薬はありますか? 分からない
よく分かりません。薬を常用しており、手術も何度も受けていましたが、臨死体験とは関係ありません。
経験はどのような方法で夢のようでしたか? 夢のようではなかった。
体験に含まれていたもの: 幽体離脱
意識が身体を離れる体験をしましたか? はい
後ろを振り返った時、自分の体が半透明であるかのように感じました。じっくりと見れた訳ではありませんでしたが、友人が影だったのもそれで説明がつきます。私に姿を見せようと、彼は光の前に立ってくれたのです。
体験中に一番意識がハッキリしていたのはどの場面ですか? 重傷を負った私は集中治療室に運ばれ、そこへやって来た医師たちは、手術を始める前に私を見つめて、私がまだ生きているのが信じれないようでした。腕の立つ医師であると思いますが、生存できたのは「私が旅立つ時でなかった」からなのです。
思考が速まりましたか?時間の流れが速まった、または遅くなったりしましたか? すべてが同時に起こっている様だった;時間が止まる、または時間の概念がなくなる 別の空間、つまり私は天国へ行ったのです。
聴覚は正常からどのような方法が異なりましたか? 亡くなった人の声は普通とは違って聞こえました。
超能力のように周囲の出来事が感じ取れましたか? 「天国への入場券」や「差出人に返送」と押されたスタンプを見せるように、自分に起きた出来事を証明することはできません。ですが、あれほどはっきりとした出来事を誰に証明する必要性があるというのでしょう?
トンネル、またはそれに近いものを通りましたか? はい この世と天国とを分けるトンネル/幕/仕切りのようなもの
体験に含まれていたもの: 死去した人物の存在
死去した(または生存している)人物に出会いましたか? はい
5年前に亡くなった友人が光の前に立っていました。何度も「まだお前が来る時じゃないんだ」と私に告げたのです。
体験に含まれていたもの: 空虚
体験に含まれていたもの: 暗闇
体験に含まれていたもの: 光
地球のものとは思えない光を見ましたか? はい 私が近づくと光は小さくなり、明るさを増し、それから影が現れました。
その光は輝いていましたが、太陽を見つめているのとは違い、優しい光を放っていました。
地球以外の世界に行きましたか? あきらかに地球とは違う世界・次元
体験中どんな感情を経験しましたか? 怯え、恐怖、平穏、落ち着き、困惑
体験に含まれていたもの: 特別な知識・認識
すべてを悟りましたか? 宇宙のことを悟った
衝突の前も人生の意味について考えることはありましたが、衝突の後ほど真剣に人生の意味について自問することはありませんでした。
過去の場面を回想しましたか? 臨死体験から多くを学びました。いろいろな宗教についても考えるようになりました。
体験に含まれていたもの: 未来の先見
未来の映像が見えましたか? 世界の未来 はい、ですが以前から未来を見る能力が私にはありました。
境界線や壁・仕切りのようなものを見ましたか? はい
門のところで入ることを許されませんでした。その境界線の先は美しい場所が待っていると思いました。
境界線のようなところまで行きましたか? 超える事を許されなかった境界線;強制的に現世に戻された
「私がこの世を去る時ではない」と何度も言われました。誰がそのことを決めるのか、知りません。どちらの理由も私には分かりません。
神、スピリチュアル、宗教:
体験前、どの宗教を信仰していましたか? 無宗教―もともと自分が預言者であると信じていました。
その体験が原因で変わった価値観や信念はありますか? はい
体験により、「神の能力」を授かりました。私には預言ができるだけでなく、不死であると思っています。
体験に含まれていたもの: 地球外の存在
宗教以外の地球上での生活について:
臨死体験後、人生に起こった変化: 特に変化なし
体験後、どの様な変化があなたの人生にありましたか? 神から使命を与えられました。預言で人々を助けていきます。
その体験が原因で変わった人間関係はありますか? それほど変わっていません。以前と変わらず、どの宗教にも属していません。
ですが、話のわかる信頼できる牧師をご存知でしたら、紹介してください。
臨死体験後:
その体験が原因で特別な能力が備わりましたか? 霊感、ヒーリングや超能力が高まった
その体験が原因で死に対する恐怖心に変化はありますか? 死に対する考え
その体験が原因で生きる意味に対して変化はありますか? 生きる意味
その体験は言葉では表しにくいですか? 分からない
その話をするのに抵抗はありませんが、精神病院に入院させられたくないので話す相手には気を使っています。
体験後、以前はなかった超能力などの特別な能力を得ましたか? 分からない
より「神」を身近に感じるようになれました。神のみぞ答えを知りうる質問をしたこともあります。
あなたの体験の中であなたにとって得に重要な出来事はありますか? まだよく分かりません。
体験の事を周りの人に話しましたか? はい
人々の反応は様々でした。運のいい体験をしたのだから、神に人生を捧げるべきだ、など。臨死体験から受けた影響はまだ分かりません。ただ、多くの人にはその話をすることはありません。
体験後、その体験の一部を再現するような出来事などはありましたか? いいえ
ただ私の記憶に残っているだけです
あなたの体験について他に付け足したいことはありますか? 他には何も思いつきません。